SB Intuitions所属研究員による論文が、APSIPA ASC 2025においてBest Perspective Paper Awardを受賞
SB Intuitions株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 丹波 廣寅、以下「SB Intuitions」)に所属する研究員が執筆した論文が、アジア・太平洋信号情報処理協会(以下、「APSIPA」)の主催で開催されたThe 17th Asia Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference(以下、「APSIPA ASC 2025」)において、Best Perspective Paper Awardを受賞しました。
本論文は、LLMやVLMの安全性の確保に向け、基盤モデル自体をガードレールとして活用し、入出力を監視・フィルタリングする手法を整理したものです。LLMによるモデレーション、分類、マルチモーダル安全フィルタなど、学術研究と産業応用の双方における最新動向を概観し、さらにレッドチーミングや敵対的プロンプティングといった評価手法を紹介しています。
受賞論文
Foundation Models as Guardrails: LLM- and VLM-Based Approaches to Safety and Alignment
Nguyen Hong Huy・綿岡 晃輝・黒澤 友哉・Kavumba Pride(SB Intuitions)
※ 所属は論文掲載時のものです
APSIPAおよびAPSIPA ASCについて
APSIPAは、アジア太平洋地域における信号処理および情報処理分野の幅広い研究・教育活動を促進する国際協会です。同協会が主催する国際会議APSIPA ASCでは、信号処理、情報技術、通信の各分野における研究と教育活動の発展を目的として、毎年最先端の研究発表が行われています。
APSIPAについての詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.apsipa.org/
APSIPA ASC 2025についての詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.apsipa2025.org/wp/
SB Intuitionsの研究開発について
SB Intuitionsは、自然言語処理をはじめとした生成AI分野における最先端の研究開発に取り組んでいます。国産大規模言語モデル(LLM)の開発を中心に、社会を支える次世代のデジタル基盤の構築を目指しています。